東京の音楽専門学校講師時代、非常に優秀な生徒が集まった世代の時があった。
その中にのちにデビューしオリコンベスト10に入るゲーム「薄桜鬼」の曲を歌った吉岡亜衣加君がいて2年間私がボイトレを担当した。高校時代は演劇部で歌はそんなに経験なく、その2年間の成長はかなりの物で周りを追い越しデビューできたのも自然な流れだったかも知れない。こういう生徒さんに巡り会えたのも幸せな事である。
デビューしてからもボイトレお願いされ事務所の方で数年やらせていただいた。プロになり何度か観たライブも歌だけでなく、その他の所もダメ出しする所もない感じで素晴らしかった。
レッスンの時に何故こんな事をするんだろう?みたいな内容もあったと言うが「それがデビューして役に立っています。」と言われたのは嬉しい事だ。だろ!(笑)
結婚式にも呼んでもらい、やがて母になり、今も歌って幸せに暮らしている事だろう。
三冊目の私の本、帯には彼女のコメントが。